痛風発作が起こる人には、他の臓器などの障害にも注意が必要です。一番合併症になりやすい臓器が腎臓です。
この腎臓は尿酸がここから排泄されます。この尿酸が溜まって結晶化、どこが一番近いか?と言えば、腎臓。
そういったことから、腎臓に尿酸の結晶が沈着すれば腎障害につながり得るということです。それに加えて、腎障害は軽いうちは自覚症状がないというのがネック。しかし、重症化すると腎不全の危険性もありますので、注意が必要になります。
また、痛風の影に高尿酸血症ありです。
高尿酸血症の原因も知っておくことが必要ですね。これも生活習慣病の一つとされ、早めに治療しなければ他の病気がまた心配です。
そして、このほかに心筋梗塞などの重病を併発する可能性もあります。なので、痛風発作を放置していたら、危険な病気につながりやすいと言われているのです。痛風の原因が尿酸であることは間違えありませんし、そもそも自分の感じている関節の痛みが痛風かどうか。
もし、分からなくても疑わしいと思えば一度病院で診てもらうと安心できるでしょう。
自己判断で、必要な治療が出来なかったりしたら大変ですからね。